葬祭を行う業者の4つの種類とそれぞれの特徴

2016年11月24日
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一般的に葬祭を行っている業者には次の4つの種類があります。1つ目は一般葬儀社です。通常のお葬式は式そのものの他に仕出しやギフト、霊柩車等の手配も必要になってくるので、それらの複数の業者を取りまとめてコーディネートを行うのが葬儀社の役割です。業者の規模は家族だけで経営しているような小さな規模のところもあれば、全国各地に事務所を構えている大きな規模のところもあります。また、自前のホールを所有している業者もあれば、所有していない業者もあるため、実際にどのような場所で儀式を施行していくことになるかは業者によって違ってきます。2つ目は互助会です。これは会員から毎月掛け捨て型の積立金を収集し、実際にその会員が葬儀をすることになった時に葬儀費用の一部をまかなってくれるという民間の営利団体です。

費用の全額を支給してもらえるわけではないので、加入しようとする際には毎月の積立金でどれくらいの費用をまかなってくれるかを確認しておくことが大切です。また、互助会によっては資産運用に失敗して倒産してしまう可能性もあるので、加入しようとする互助会の経営状態もよく考慮しておく必要があります。3つ目はJAや生協です。ほとんどのJAでは組合員以外の一般からの葬儀依頼も受けているため、組合員でなくても相談をすることが可能です。専門の葬儀業者と提携しているところも多く、費用やサービスはその業者によって異なりがあるため、事前にどのような提携業者が式の施行をするのかを確かめておくようにしましょう。4つ目は共済です。

入会金と毎月の会費を支払うことによって会員になることができ、提携している葬儀社で葬儀を行う際には費用が割引されるというシステムになっています。地域的なネットワークを持っている共済もあれば、全国的なネット―ワークを持っている共済もありその規模は様々です。また、保険会社や一般企業や団体の厚生制度と提携していたり、他の業種と提携して独自のサービスを提供している共済もあるので、実際に入会しようとする際には、システムの詳細や利用できるサービス等に関して細かくチェックしておくようにしましょう。これらの4つの業者や組織の種類の中から自分にあったところを選ぶようにすることが、失敗しない葬儀を行うためのポイントです。

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